今回は、今年高卒1年目で1軍出場を果たした選手をまとめたいと思います。
通常高卒1年目は育成が優先されるため、1軍での出場はレアで数少なくなります。
消化試合となったシーズン終盤に何人かデビューする可能性もあるので、100試合前後を消化した現時点でデビューした選手を見ていきたいと思います。(10月18日時点)
宮城大弥
2020年成績:2試合0勝1敗11投球回9奪三振 防御率4.09
ドラフト1位でオリックスに入団した左腕投手です。
現時点で投手では唯一の1軍デビューを果たしています。
1試合目は先発で5回2失点、2試合目も先発で6回3失点とどちらも試合を作るもプロ初勝利は挙げられていません。
高卒ルーキーとは思えないほどの落ち着きぶりを感じました。
将来が非常に楽しみです。
石川昂弥
2020年成績:14試合36打数8安打0本塁打1打点0盗塁 打率.222
3球団競合で中日に入団した大砲候補の右打者です。
2軍で出場を続けていましたが、高橋周平の離脱によりシーズン序盤からいきなり石川に白羽の矢が立ち、同世代で最速の1軍デビューとなりました。
急な1軍昇格でも大器の片鱗を見せました。
初打席で初安打を放つと11試合スタメン出場を続けました。
今シーズンはしっかり経験を積み、来年以降実力で1軍を勝ち取ってもらいたいです。
黒川史陽
2020年成績:10試合14打数2安打0本塁打2打点0盗塁 打率.143
ドラフト2位で楽天に入団した大型内野手です。
9月に1軍昇格を果たすと早速スタメンで起用されました。
すでに初安打、初打点を記録していて将来主軸を担えるような選手です。
球団の期待の高さもうかがえます。
岡林勇希
2020年成績:6試合7打数2安打0本塁打0打点0盗塁 打率.286
ドラフト5位で中日に入団した強肩強打の外野手です。
7月に同期の石川に負けじと後を追うように1軍昇格を果たしました。
少ない出場機会ながら初安打を記録しました。
元々は投手として入団しその後野手として勝負することとなったその身体能力は将来性抜群です。
武岡龍世
2020年成績:1試合1打数1安打0本塁打0打点0盗塁 打率1.000
ドラフト6位でヤクルトに入団した内野手です。
8月に1軍昇格を果たしました。
打席に入ったのはわずか1打席でしたがその打席で見事プロ初安打を放ちました。
ヤクルトは固定のポジションが少なく今後割って入ってくる可能性は十分にあります。
まとめ
ここまではすでに5人の選手が1軍デビューを果たしました。
まだ出てきていない選手も成長を楽しみにしたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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