シーズンは3分の2以上を消化し順位とともにタイトル争いも気になってくる時期ということで、今回は両リーグ熾烈な本塁打王争いを見ていきたいと思います。
今シーズンの本塁打争いは両リーグとも上位3位以内にはすべて本塁打王未経験者が並ぶという楽しみな争いとなっています。
それでは見ていきましょう。
※成績は10月2日までの成績
セ・リーグ
1位:岡本和真 24本
今シーズンも巨人の4番打者として打線をけん引。
ここまで本塁打と打点でリーグ1位を走っています。
レギュラーに定着してから3年目の今シーズン、念願の初タイトルを虎視眈々と狙っています。
2位:大山悠輔 23本
開幕当初はスタメンも外れることが多かったですが、7月からクリーンナップに定着するとそこからホームランを量産。
気づけば1位と1本差となる23本まで伸ばし、すでにキャリアハイを大きく更新しています。
本塁打王を獲得すれば、阪神では1986年のバース以来34年ぶりの快挙となります。
3位以下、今後の展望
3位以下はこのような並びになっています。
3位タイ:村上宗隆 19本
3位タイ:鈴木誠也 19本
5位 :サンズ 18本
現在の状況では岡本と大山の争いになりそうです。
ホーム球場が東京ドームと甲子園という違いがあり若干岡本が有利な感じがします。
村上、鈴木、サンズはここからホームランの固め打ちができればまだチャンスはありそうです。
パ・リーグ
1位:浅村栄人 28本
今シーズンもチームのクリーンナップに座り打線を引っ張っています。
ホームラン関しては中田にリードを許していましたが、1試合3本塁打の固め打ちなどもあり現在1位に躍り出ています。
120試合シーズンながら自己最多の33本塁打を更新するペースで量産しています。
2位:中田翔 27本
ここまで打率は高くないですがホームランはリーグ2位、打点はリーグ1位と4番の働きを見せています。
こちらも自己最多の30本塁打を上回るペースで量産しています。
打点王は2度獲得経験がありますが、今シーズンは本塁打王と打点王の2冠を狙います。
3位以下、今後の展望
3位以下はこのような並びになっています。
3位タイ:柳田悠岐 24本
3位タイ:マーティン 24本
5位 :山川穂高 23本
パ・リーグも1位、2位の浅村と中田の争いが中心になりそうです。
この2人は高校時代、大阪桐蔭の1つ違いの先輩後輩の関係でもあります。
3位で追いかける柳田とマーティンもいつでもホームランが打てる力があります。
現在5位で2年連続本塁打王中の山川はどこまで意地を見せられるか注目です。
まとめ
今回は、今シーズンの本塁打王争いを見ていきました。
今シーズンは開幕が3カ月ほど遅れて120試合という異例のシーズンになりましたが、新たな顔ぶれでかつハイレベルな争いとなっています。
さらに今年は日本人が争いを引っ張っているというのも明るい話題かと思います。
シーズン終了まで注目していきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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